まち
今日は街へ出かけた
大学はお休み
そして街は平日なみの静けさ
最高の街日和だ
友達はすでに来ていた
少し待たせてしまったかも
・・・
お昼ごはんを食べた
定食屋さんのチェーン「やよい軒」
あの生姜焼き定食は美味しかった
生姜の香りがちょっと強かったけれど
20歳にもなると余裕で我慢できるみたい
ごはんのおかわりが自由なのだけれど
おなかいっぱいなので一回もしない
なんてもったいないことを
・・・
やよい軒を出ると
だんだん街が賑わっているのを感じた
人や自動車の数が増えていた
ふと
友達が1台のバスを見ながら言った
「あれって遠足かなんかかな」
見てみると
赤白帽をかぶった小学生たちが乗った貸切の国際興業バスが走っていた
立ち乗りしている子までいた
珍しかったので少し見ていたら
子どもたちがこちらに向かって手を振っていた
あれって
「わたしにかな」
そう友達に聞くと
「たぶんね」
そんな答えが返ってきた
信号待ちのバスの中で一生懸命に手を振る子どもたち
バカにされているのかな
そう考えたりもしたけれど
気が付いたら
わたしも手を振っていた
そしたら子どもたちはより一層
狭いバスの中で大きく手を振ってきた
なんだかすごく嬉しかった
でもさらに手を振るのは恥ずかしかったので
精一杯の笑顔でその発車していくバスを見送った
・・・
今思い出した
以前働いていた山田うどんでもそうだった
子どもたちに「またね」「バイバイ」と言われると
わたしもそれに答えながら手を振っていた
あの時もあの子たちは笑顔で手を振っていた
わたしはその時心がとても暖かくなるのを感じた
すっかり忘れていた
・・・
彩の国「さいたま」
わたしにとってそこは
記憶の奥に眠ったかつての自分を
「再」発見できる街